「スイミー」や「あおくんときいろちゃん」の著者レオ・レオニの絵本。
ふゆが近くなって、昼も夜も、せっせとはたらき、とうもろこしや、木の実や、小麦や、わらを集め始める、野ねずみたち。
でも、フレデリックだけは、じっとしていて、「ひかり」や「いろ」や「ことば」を集めている、という。
そして、冬になって・・・。
厳しい「冬」を、野ねずみたちは、フレデリックが集めたものたちで、とても、あたたかく過ごします。
どこか、KENZOが大切にしようとしているものと、通ずるところのあるお話です。
表紙のフレデリックが持っている赤い花は、もしかして、ポピーでしょうか?