パリから南に電車で一時間ほど行った、のどかな町"オルレアン"。
そこに、KENZOのフレグランスをつくっているラボがある。
白衣を着た研究員たちが、楽しげに、でも、誇りと自信に満ちた表情で行き交っているのが非常に印象的である。
ラボの中で、フレグランスをつくっている場所に案内される時は、"Let's go to the most beautiful space !"と案内される。
それだけ、フレグランスに求められるアーティスティックなレベルは高く、また、それだけ、自分たちの創るフレグランスに対する誇りも高いのだ。
それぞれのフレグランスは、貴重な作品とみなされるため、処方の全容を知っている人は、調香師の他に、ラボには、たった一人しかいないという。
ラボの空気に触れると、つくり手と、そこに関わる人たちの息づかいと独特の重みを感じる。
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2010.7.24
2009年の秋、渋谷の街に5万本のポピーの花を咲かせた「ポピープロモーション」にて、自転車にポピーの花を乗せて街を散走するイベントでコラボレーションしたカフェ「OVE」さんが、「旅するツール・ド・フランス」というイベントを開催しています。
フランス国内を移動する100年以上続く自転車のレース「ツール・ド・フランス」の時期に、そのコースを「旅」という視点で辿りながら、フランスの様々な表情を眺めてみるというコンセプトです。
その中の企画のひとつ「旅するblog」に、このオルレアンも登場します。
ぜひ、ご覧ください!
イベントについては、KENZOKIニュースでも紹介しています。
KENZOKIニュースは、こちら。
http://blog.kenzoki.jp/2010/07/16/
カフェ「OVE」さんの旅するblogは、こちら。