No Man's Land 「創造と破壊@仏大使館」

日本とフランスの架け橋として広尾に拠点を置くフランス大使館。

その新庁舎への移転に際し、旧庁舎で、フランス人と日本人をはじめとした70名近くのアーティストが一堂に会する展覧会「No man’s land(ノーマンズランド)」が開催されています。

もとは徳川伯爵邸のあった全面積2万5218平方メートルの敷地に、1957年、若きフランスの建築家、ジョゼフ・ベルモンの設計によってフレンチモダニズムが薫る風格あるこの旧庁舎が建てられました。

当時は、東京における現代建築の見本と賞され、半世紀あまりも重要な役割を果たしてきたこの旧庁舎も老朽化により、昨年11月、ジャン=ピエール・デルプッシュが設計した新庁舎に移転、解体が決まりました。

展覧会終了後、旧庁舎解体後のこの地にはマンションが建設されるそうで、歴史的な建築物を見学できるのはこれが最初で最後の機会。

イベント期間中(2009年11月26日(木)〜2010年1月31日(日))は、この旧館全体がアートスペースに変わり、ヴィジュアルアート、ファッション、デザイン、建築、パフォーマンスなど、あらゆるジャンルのクリエーションが、事務室、廊下、資料室、階段、地下室、踊り場、中庭といった旧庁舎の屋内外の空間を埋め尽くし、建物とアート作品が互いに共存する展示となっています。

参加する大勢のアーティスト、デザイナーたちは現場で制作に取り組み、一部は、展示が始まってからも作業は進行。

会場では、あらゆる分野のアート作品、クリエイションを鑑賞できるだけでなく、来場者は、作り手や創造の瞬間に立ち合うこともできる新しい現代アートイベントとなっています。

今回、フランス生まれのKENZOのスキンケアブランド「KENZOKI」も、日本を代表する空間芸術「枯山水」をなぞらえた音の人工庭園を作る内田学率いる「枯山水プロジェクト」ととのコラボレーションで、この「No Man's Land」に参加することになりました。

枯山水サラウンディングの「音」「光」とKENZOの「香り」が、心と身体、そして空間にどのようなハーモニーを産み出すのか楽しみです。

枯山水サラウンディングとは>>

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■No Man's Land 開催期間:

2009年11月26日~2010年1月31日

会場:フランス大使館旧館 (中庭、101号室)

住所:東京都港区南麻布4-11-44 

日比谷線広尾駅より徒歩5分

開館: 木・日曜日10:00~18:00 金・土曜日10:00~22:00

休館: 月~水曜日

入場:無料

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枯山水サラウンディング ライブパフォーマンス&アートツアー

(会場:中庭 入場:無料)

1月23日(土)15:00~

1月24日(日)14:00~

出演: 枯山水サラウンディング、小西徹郎(tp)、戸前崇正(gt)

コーディネイト: サムワンズガーデン

後援:KENZOKI

会場では、KENZOKの香りのついたdoudouを配布いたします。

※混雑状況によっては入場制限がございます。

※屋外の為、天候や混雑状況によって、スケジュールが変更することがございます。

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「No Man's Land」会場より、Ustreamにて

リアルタイム、インターネット中継を予定しています。

当日は、Twitter公式アカウント@kenzoparfums

から中継開始時間や会場の様子もツイートいたしますので、是非ご覧下さい。

配信協力 配信協力 GHOST

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イベント詳細>

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