幅 允孝「SHIBUYA PUBLISHING & BOOK SELLERS(SPBS)」

幅允孝氏プロデュースのブックストア「SHIBUYA PUBLISHING & BOOK SELLERS(SPBS)」。

渋谷の神山町にある出版社&書店という不思議な空間。

コンセプトは、手打ち蕎麦屋さんが店先のガラス越しに蕎麦をうっているところを実演で見せる、というやり方をヒントに、「そこでつくってそこで売る」が、まさにコンセプトなのだそうです。行ってみるとまさに、外の通りから、本屋さんを通して、編集者たちのデスクやミーティングルームといったオフィスが丸見えというユニークな構造。 

大量に情報を編集し、大量の活字を洪水のように流していく、今の出版の大量生産・大量流通というあり方とは一線を画して、本当の「本好き」に喜んでもらえる本を提供していきたいと、自らのポジションを位置づけているようです。

ブックストアの本の品揃えは、彼ら自身が出版しているオリジナルの書籍だけでなく、「少しでも本を、手にとって開きたくなるような空間、本との出逢いを演出したい」という確固たる価値観を持ち続ける、ブックディレクター、幅允孝氏の編集によるものです。

そんな素敵な空間をお借りして、今回、KENZO POWERのボトル・パッケージデザインを担当された原研哉氏×幅允孝氏のトークショーも企画しています。KENZO POWER自体も10月19日からディスプレイと販売がはじまります。

KENZOPOWER及びトークショー詳細

>> http://www.kenzopower.jp

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